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芝生の処分は付着している土がポイント!処分方法のお悩みをスッキリ解消!


一般家庭の芝刈りで発生した刈草は、可燃ゴミとして処分できます。
大量の刈草も、自治体の「焼却処分場」に持ち込めば処分することができるでしょう。





しかし、庭に敷いてある芝生を剥いで処分するのは簡単ではありません。芝生の根と土が密着しているので、芝生の処分は土の処分ということにもなるからです。





土は自然物なので、可燃ゴミ、不燃ゴミ、資源ゴミ、粗大ゴミのどの種類にも分類されません。また、芝生(草と根の部分)自体は可燃ゴミなので、さらに扱いは面倒です。





この記事では、まず芝生の剥がし方を説明し、剥がした芝生はどのようなゴミとして扱うべきかを紹介します。次に、芝生から土を除去するやり方や土の再利用の方法、剥いだ後の整地方法まで見ていきます。





最後に、芝生の処分に関連する費用の相場についても触れていますので参考にしてください。






目次

芝生を剥がす5つの方法

天然芝の鮮やかな緑と自然な柔らかさをもつ風合いに魅力を感じて庭に芝生を貼ったけれども、
いろいろな事情で剥がすとなった場合のやり方を5つ説明します。

スコップを使って剥がす

芝生は、スコップを使って剥がすケースが一番多いです。

まず、先のとがったスコップで、深さ15~20㎝、20㎝角くらいの四角い切れ込みを入れます。
その切れ込みにスコップを差し込んで、テコの原理で持ち上げて剥ぎ取ります。

剥いだ芝生は、なるべく土を落として、あらかじめ決めておいた場所に一輪車などで運んで堆積しましょう。土がついた芝生は意外と重く、着衣に土が付くと取れづらいので注意してください。

セーバーソーで切断して剥がす

セーバーソーという電動工具を使うと、簡単に切れ込みを入れることができます。セーバーソーは、刃を高速で作動させて、さまざまな材質のものを切断する工具です。

芝生に、セーバーソーの刃を垂直に近い角度で差し込んで切れ込みを入れてください。切れ込みが入ったら、スコップを切れ込みに差し込んで持ち上げて剥ぎ取ります。ただし、セーバーソーは電動の機械です。取り扱いには十分注意してください。

芝生は年数が経過するほど、土壌に細かい根を張り巡らして固着しています。最初はマット状やロール状の芝生ですが、年月とともに芝生同士も密着して一体化しているので、通常のハサミやカッターでは思うように切れません。

シートで被せて枯らして剥がす

芝生にビニールシートを被せて、芝生の生育に必要な日光や空気を遮断して枯らすと、芝生は剥がしやすくなります。

高温多湿な状態がより枯れやすくなるので、芝生と土にたっぷり水を与えて、その上にビニールシートを被せてレンガや石で固定します。その状態で2ヶ月ほど放置して枯らしてください。
作業は7~8月にやるのがおすすめで、剥がし方は前述のとおりです。

除草剤を撒いて枯らして剥がす

除草剤を撒いて、芝生の根を枯らしてから剥がすやり方もあります。
おすすめの除草剤は、ラウンドアップなどの非選択性除草剤です。

除草剤を散布して一週間ほどで芝生は枯れて茶色くなるので、それから剥がすようにします。
剥ぎ取り方は前述の通り、スコップやセーバーソーで剥ぎ取ります。

除草剤を撒くときは、風がなく雨もすぐには降らない日を選ぶようにしましょう。除草剤が思わぬ方向へ飛んでいったり、せっかく散布したのに流れてしまったりすることを避けるためです。
他の植物やペットへの影響を考慮することも忘れないでください。

専門業者に依頼して剥がす

芝生を剥がすための手間や時間、体力などに少しでも不安がある場合は、専門業者に依頼して剥がしてもらうことを検討しましょう。

芝生関連の作業では、20㎡を超えるようであれば業者に依頼するのが無難です。土の付いた芝生は重いので、慣れない方の長時間の作業は重労働になってしまいます。
専門業者に依頼すれば、剥ぎ取った芝生の処分もしてくれるので安心で楽です。

剥がした芝生は普通ゴミ?産業廃棄物?

芝生を剥がすときは、事前に剥がした後の芝生の処分方法を決めておくことをおすすめします。剥がした芝生を放置しておくと、見た目の印象が良くないですし、虫が発生する可能性もあります。
ここからは、芝生の処分に関連して、ゴミ処分全般について知っておいてほしいことを紹介します。

普通ゴミと産業廃棄物の違い

廃棄物は、大きく一般廃棄物と産業廃棄物に分けられます。

一般廃棄物は、
家庭から排出される廃棄物と事業活動に伴って発生する廃棄物のうち、産業廃棄物に含まれないものを指しています。
産業廃棄物とは、
事業活動から発生するゴミのうち、法律で規定された20種類の廃棄物のことです。

この記事では、混乱を避けるため、一般家庭から排出されるゴミを普通ゴミとして統一します。
「普通ゴミ、産業廃棄物」についてそれぞれ見ていき、廃棄する芝生はどちらに分類されるかを説明します。

普通ゴミとは

普通ゴミとは、一般家庭から排出されるゴミで、日常生活に伴って発生する小型の可燃物のことです。自治体によっては、食器、ガラス類、電球や蛍光管を含むこともあります。

普通ゴミは、自治体によって細かい規定の違いがあり、収集日や出し方のルールも決められています。普通ゴミと同じような言葉に資源ゴミがありますが、資源ゴミは再利用や再資源として活用できるゴミです。

可燃ゴミと燃えるゴミは基本的に同じ意味で、焼却場で燃やすことができるゴミのことです。
紙類やプラスチック、ビニール袋、生ゴミ、草や小枝、ティッシュや紙おむつなどが当てはまります。
ただし、燃やすことで有害なガスなどが発生するものは、可燃ゴミに含まれません。

産業廃棄物とは

産業廃棄物は、事業活動で発生した廃棄物のうち特定の20種類のことを指しています。
産業廃棄物の20種類について以下にまとめました。

・あらゆる事業活動に伴うもの 
燃え殻、汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック類、ゴムくず、金属くず、ガラスくず・コンクリートくず・陶磁器くず、
鉱さい(鋳物排砂、不良石灰など)、がれき類、煤塵(ばいじん)

・特定の事業活動に伴うもの 
紙くず、木くず、繊維くず、動植物性残さ(動植物に係る固形状の不要物)、動物系固形不要物(屠畜、食鳥に係る固形状の不要物)、動物のふん尿(畜産農業から排出されるもの)、動物の死体(畜産農業から排出されるもの)

・その他 
コンクリート固形化物等、上記の産業廃棄物を処分するために処理したもので、上記に該当しないもの


芝生は普通ゴミ

芝生は基本的に普通ゴミで、「燃えるゴミ」の袋に入れて処分することができます。草刈や芝刈で発生した刈草、庭木を剪定するとでる剪定枝、草花の地上部等と同じ扱いです。

ただし、注意しなければならないのが、芝生の根に付着している土です。ほとんどの自治体は、土が付いている芝生は回収してくれません。

理由は、土は自然物であり、一般家庭から出るゴミのどの種類にも分類されないからです。
そのため、芝生と土を分離し、芝生(芝草と根)自体は完全に乾燥させて「燃えるゴミ」として回収に出す必要があります。
そして土は、小石や異物を取り除き再利用することが求められます。

参考|すき取り物は一般廃棄物

事業活動で発生した廃棄物は産業廃棄物ですが、事業活動として草根を含む土砂を処分するときは一般廃棄物の扱いとなります。ただし、樹木の伐根物は産業廃棄物です。

分譲地の造成や道路の路体などの工事で、草根を含む土砂を一定の厚さで削り取ったものを「すき取り物」といいます。
一般家庭から、すき取り物を排出するということはあり得ません。しかし、何故芝生の土を分離しなければならないのか、どうして再利用が求められるのかを考えるときの参考になりますので紹介します。

すき取り物の定義

すき取り物とは、土木工事や道路工事などで発生する表土や不要な土のことを指します。
すき取り物は、廃棄物処理法上は建設廃棄物に分類され、一般廃棄物として自治体が運営する一般廃棄物処分場で廃棄されることが多いです。

建設廃棄物とは一般廃棄物と産業廃棄物の両方を含む概念で、廃棄物処理法上、建設副産物の廃棄物に該当します。
すき取り物には、草本類の根や枯れ葉、樹木の枝、ビニールくずなどが含まれていることがあるため、土砂をふるいにかけて混在物を分離します。

混在物を除去したすき取り土は再利用することが推奨されていますが、地域によって土壌や植生に違いがあり一定でないため、さらに不良な土壌や雑物を取り除かなければなりません。

すき取り物の処分費は高い

建築工事や土木工事で発生したすき取り物の処分費は、処理に手間がかかるので高くなります。草根や小枝類、ゴミなどが混在しているため、土砂をふるいにかけて処理する必要があるからです。

また、工事で芝生を剥ぎ取って処分する場合、土と一緒に芝は処分できないため、選別できる中間処理の資格をもつ業者に処分を依頼する必要があります。

すき取り物を含め、工事で発生した残土の処分費は地域によって大きく違いますが、
2tトラック1台で8,000円~25,000円(運搬費は含まれません)が目安です。

すき取り土は再利用を推奨

すき取り物から不要な異物を取り除いたすき取り土は、再利用することが推奨されています。土は自然のものであり、一定の手を加えても再利用することが環境に優しいというのが時代の趨勢(すうせい)です。また、工事などでは大量の土砂を盛土や埋め戻し土として使うことも多く、購入土よりもコスト的にメリットがあると判断されます。

一般家庭でのガーデニングにおいても、初心者の方は別として、中級以上の方は古い土は植物の育ちが悪いからと諦めません。ふるいにかけて不要なものを取り除き、日向で天日干しにして消毒したり、石灰を混ぜて中和したりして再利用する方は多いです。

芝(土付き)や庭土の処分業者

事業活動で発生した草根を含む土砂の処分について説明しました。ここでは、一般家庭ではどのような業者に依頼して処分したらよいのかを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

土の処分を依頼できる業者

土の処分を依頼できる業者は、「不用品回収業者」です。自治体の資源物回収サービスやホームセンターの土回収サービスもあるとされていますが実態はつかめていません。

不用品回収業者は、ネット上でも土の回収を盛んにPRしていますので、お住いの地域をカバーしている業者を探して問い合わせてみる価値はあるでしょう。
土の付いている芝生や庭土、鉢やプランターに入った土まで回収可能な土の種類もさまざまです。

ただし、必ず事前に複数の業者に料金や支払い方法を確認し、割安で対応も信頼できる業者と取引することを忘れないでください。

造園会社に依頼する

土と関りの深い、造園会社に依頼することを検討しましょう。造園会社では、土単体の回収というよりも、庭木のお手入れや草刈、伐採などの仕事とともにお願いすれば受けてくれる可能性は高いです。
依頼するほうも、そちらの方が頼みやすいのではないでしょうか。
庭や外構についてのお悩みやご相談も、この機会に問い合わせてしてみてはいかがですか。
三谷造園へ是非ご相談ください。

すき取り物処分場へ持ち込む

前述のすき取り物処分場に、一般家庭からの持ち込みが可能かどうか問い合わせてみるという方法もあります。処分場は会社関係の取引が多いので、受けてくれるかどうかは未知数ですが、持ち込みであれば受けてくれる可能性は高いはずです。

芝生に付着している土を除去する方法 

自分の手で、剥がした芝生に付着している土を除去したいという方向けに、土を分離する方法をいくつか紹介します。

土を乾燥させてはらい落す

土は乾燥させるとはらい落しやすくなります。ビニールシートを敷いて、その上に芝生の土部分を上向きにして天日干しします。夏場の天気の良い日なら2、3日で水分がとんで、根から剥がれやすい状態になるはずです。

そういう状態になったら、剥がした芝生の端をもって、もう一方の端を地面にたたきつけるようにはらって土を落としてください。

芝生をハンマーで叩いて落とす

芝生の土の部分を上にして、ハンマーで土と根をドンドンと叩きます。芝生は固いものの上に置くよりも、柔らかい地面の上に置いた方がよく落ちるようです。

芝生の全面を叩いたら、両手で芝生の端をもって起こして地面に立てるようにします。それから芝生の生えている側から長靴のつま先でトントンと蹴ると、ポロポロと土が落ちてきます。
ハンマーは、100円ショップでも売っているような安価なゴムハンマーなどで十分です。

レーキでかき落とす

ガーデンニングでよく使うレーキ(熊手)で土をかき落とすことでも分離できます。レーキは、柄が短めのものが力を入れやすく土を落としやすいです。
芝生の土面を上にして、端をもって、もう一方の手でレーキを使ってかき落としていきます。レーキでかき落とす方法は、少しずつですが確実に土が取れてきます。

芝生だけを普通ゴミとして処分

土を分離する方法を説明しましたが、どの方法でやるにしろ、基本的に一度しっかり乾燥させてからのほうが土は落ちやすいです。
土を除去した芝生は、普通ゴミとして専用の袋に入れて回収に出してください。ただし、ゴミ出しは自治体ごとにルールが微妙に違いますので、事前に確認した方がより安心です。

発生した残土は再利用する

何かしらの作業をして発生し、残ってしまった土を残土といいます。残土は再利用を目指したほうがエコで環境に優しいです。
発生した残土の再利用について説明します。

ふるいにかけて花壇や菜園に使う

残土には、芝生の草根や地下茎が残っていることがあります。それをそのまま使うと、後々発芽して雑草のように生育してしまう可能性があるので一度ふるいにかけてください。
細かい粒になった残土は、柔らかく扱いやすいので、花壇や菜園に補充土として使いましょう。

肥料や堆肥を混ぜて培養土を作る

残土や古い土を有効活用したいというときは、肥料や堆肥を混ぜて培養土を作るという方法もあります。

まず、残土をふるいにかけ不純物を取り除き、天日干しなどで消毒してください。殺菌剤がある場合は使っても構いません。
その後、牛ふん堆肥やバーク堆肥、腐葉土、もみ殻くん炭などの有機素材を混ぜ込むことで培養土として生き返ります。

現状土の上に敷き均す

芝生を剥いだ後のスペースに植物を植える予定がないというときは、残土をそのまま現状土の上に敷き均(なら)しても大丈夫です。

舗装したり新たにエクステリアを設置したりする場合は、現状地盤を基礎となる路盤と入れ替えるはずですから、残土が表土になっていても問題は起こりません。

芝生を剥いだ後は整地する

芝生を剥いだ後、そのスペースの活用方法が決まっていて引き続き作業するのでなければ、剥いだ後の土壌は整地しておくことをおすすめします。
でこぼこの地面は見た目が非常に悪いですし、だらしない印象を与えます。雨が降ると水たまりができて歩きにくくなり、泥で足元が汚れやすいです。

また、剥いだ芝生を長期間放置しておくのもおすすめできません。見た目が悪いだけでなく、病害虫の温床となるからです。芝生の整地の手順とコツ、必要な道具について説明します。

残根や小石等を取り除く

芝生を剥ぎ取った後、土壌がでこぼこするだけでなく、どうしても芝生の根や地下茎が残ってしまいます。また、地面を掘り返していると、小石や異物が表面に現れてくることも多いです。
土を均す前に、これらの小石や異物をこまめに取り除きましょう。残したままにすると転圧が思うようにできなかったり、雑草が生えてきたりするリスクが高まります。

耕しながらでこぼこを均す

土壌の小石や異物を取り除いたら地面を耕して、でこぼこを平らにしていきます。耕すことで土壌中に空気が入り込み柔らかくなるので、土を平らにする作業が楽になります。

芝生の下で踏み固められた土壌は硬くなっていることが多いです。スコップの先で土の塊を砕きながら耕すようにしてください。
土壌を耕して均すことで、地面は柔らかくなり均一な状態に整えられます。
もし、地面が柔らかすぎると感じる場合は転圧して締固めましょう。簡易な転圧道具であれば、ホームセンターで購入したりレンタルしたりできます。
締め固めた地面は歩きやすいですし、雑草も生育しにくくなります。

必要であれば土壌改良する

芝生を剥ぎ取った後、必要であれば土壌改良をしましょう。新たに芝生を張ったり、庭木を植えたり、グランドカバーの植付けを検討している場合は、植物の種類に応じた適切な土壌改良材や肥料を与えることが大切です。

土壌改良材や肥料の種類は、植付けを予定している植物の種類や芝生の剥ぎ取り時期にもよります。
一般的には、即効性は高いけれども持続性は低い化成肥料よりも、ゆっくりと効力を発揮する有機肥料がおすすめです。
植付け後に植物の根の張り具合や成長の度合い、花や果実の付き方の状態を見ながら、化成肥料などの即効性のあるものを施肥するようにしましょう。

排水性を考えて勾配をつくる

整地するときにポイントとなるのが、排水性を考えて地面に勾配(傾斜)をつけることです。芝地の面積や立地条件によるのですが、適切な勾配を設けないと、降雨時に水たまりができやすくなることがあります。

土壌の表面水を排水設備に誘導するように、地面に勾配をつけることを「水勾配」といいます。水勾配は、土木工事や外構工事、エクステリア工事で使われる用語で、特に排水に係る施設に用いられることが多いです。

一般住宅の芝地だった場所での重要性は低いと思われがちですが、水の流れを考慮しないと必要のない場所に盛土ができていたり、くぼ地ができたりしていることがあるので注意しましょう。

整地するときの道具と作業のコツ

整地をするときに必要となる道具として、土を耕すためには、
クワ、レーキ、アメリカンレーキ、サンカクホー、剣先スコップ、角スコップなどがあります。
勾配を考慮しながら、地面を締め固めていくには、
ジョレン、トンボ、土羽板、プレートなどが必要になります。

プレートはレンタルしなければならないので費用はかかりますが、人力のみの押し固めと比較すると、格段に締め固まるのでコスパ(費用対効果)は高いです。
整地をうまくやるコツは、とにかく不必要な高低をつくらずに、しっかり締め固めることです。トンボで大まかに整地をして、土羽板でしっかり整え、プレートを使って仕上げの転圧をすることをおすすめします。

芝生の処分をプロに依頼したときの費用の相場

芝生の処分をプロに依頼するときの費用の相場について、芝生を剥がす、剥がした芝生の処分、芝生を剥がした後の整地費用の3つのポイントで見ていきます。一般的に、3つの作業を一括で依頼すると割安になります。

芝生の面積は20㎡を目安としました。通常、20㎡を超える芝生の作業は、どんな作業でもDIYでは重労働になると考えられるからです。縦横が4m×5mで面積は20㎡になります。

芝生を剥がす費用

芝生剥がしは、芝生の扱いや土作業に慣れていないと重労働になります。また、慣れていないと作業時間が大幅に長くなります。

プロに依頼すると、
20㎡で、30,000円~90,000円が目安で、㎡当たりで換算すると1,500円~4,500円程度です。

芝生は、張ってからの年数が長いほど土壌と一体化しているので剥がすのに苦労します。また、長期間手入れがされていない芝生も草丈が伸びて剥がしにくいです。

剥がした芝生を処分する費用

プロに依頼すると、剥がした芝生を土が付いたまま持っていってくれます。プロは自社の作業場で適切に処理して処分場に搬入します。

芝生の処分費は、20㎡で、10,000円~20,000円程度が目安で、これに運搬費がプラスされることがあるので注意が必要です。自社から現場、現場から処分場までなどが遠距離の場合に請求されることがあるので事前に確認しておきましょう。

芝生を剥がした後の整地費用

芝生を剥がした後の整地だけを依頼するケースはまれですが、土壌を均して転圧までしっかり仕上げる場合の費用の相場は、20㎡で15,000~25,000円程度が目安になります。

転圧しなくても、土を均すだけでもいいのではないかと考えがちですが、一定期間が経過すると均しただけの地盤は緩んで軟弱になりやすいです。水たまりができたり、ぬかるんだりして足元が汚れやすくなります。

庭のお手入れなら、三谷造園へ

芝生は処分するまでに、非常に手間がかかるということがわかりますね。芝生を剥がす作業も大変ですが、廃棄するまでに土と芝生の根などを分離する、剥がした後の整地など想像以上に重労働です。
芝生を張り変えたいという方だけでなく、これから芝生を敷きたいという方、
ぜひお気軽に三谷造園へお問合せください。

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